AIに株を売買させるの?初心者の私が作っている「AI株システム」をやさしく説明

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このブログには「AI株システム」という言葉が何度も出てきます。

名前だけ見ると、AIが明日の株価を予想して、勝手に株を買ったり売ったりする仕組みに見えるかもしれません。

でも、今このブログで作っているものは違います。

人が先に決めた売買ルールを、過去や当日の確定した株価データへ同じ条件で当て、「そのルールならどうなったか」を記録して検証する仕組みです。

現在は実際のお金を使っていません。AIが「この株は上がる」と予言しているわけでもありません。

この記事では、「結局、何を作っているの?」を、現在の実測結果まで含めて初心者向けに説明します。

30秒で結論|AIが株価を予言するシステムではありません

今の仕組みは、次の流れです。

  1. 5分ごとの株価データ(5分足:5分間の値動きを1本にまとめた記録)を確認する
  2. あらかじめ決めた4つの条件がそろったか調べる
  3. 条件がそろえば「買い候補の合図」として記録する
  4. 次の5分間が始まった瞬間の株価(始値)から取引を始めたと仮定する
  5. 利確・損切り・時間終了の固定ルールで結果を判定する
  6. 勝ちだけでなく、負け、0件、データ不足、停止理由も残す

AIは主に、条件のコード化、テスト、エラー調査、分析、監査、記録を手伝っています。

実際の売買判断は、人が採用した固定ルールをプログラムが確認します。

今どこまで進んでいる?|20日検証の有効15日分まで記録しました

2026年9月18日までに、現在のDaily Replayは有効15日分まで進みました。

Daily Replayは、市場が終わったあとに確定した5分足データを時間順に振り返る検証です。リアルタイム取引でも、実際のお金を使った売買でもありません。

15日目の2026年9月18日は、

  • 3銘柄
  • 1銘柄64本、合計192本
  • データ不足 0
  • 買い候補の合図 1回
  • 0勝1敗
  • 1回あたりの平均損益 -0.4324%

でした。

有効15日分を合計すると、買い候補の合図は22回、9勝13敗です。条件に合う場面が1回もなかった日も4日ありました。2026年9月11日は必要なデータ条件を満たさなかったためBLOCKEDとし、有効日数には数えていません。

良い数字だけを選んでいるわけではありません。負けた日も、何もしなかった日も同じ記録に残しています。

20日間の進捗と日ごとの結果は、こちらの公開実験ページで確認できます。

https://innetlife.net/ai-stock-20day-experiment/

たとえるなら「株の条件探しと採点をする係」

人が毎日たくさんの5分足を見ながら、

「この条件が全部そろった場面はあるかな?」

と探し続けるのは大変です。

そこで、その確認をプログラムに任せます。

ただし、「なんとなく上がりそう」ではプログラムは判断できません。

どの数字を見るのか。

いつ条件が成立したと考えるのか。

どの価格で買ったことにするのか。

いつ勝ち・負けを確定するのか。

こうした曖昧な部分を、人間が先に決める必要があります。

AIは何をしているの?

現在、AIがリアルタイムに株価を見て、その場で売買を決めているわけではありません。

AIを使っているのは主に開発と検証です。

  • 人が決めた条件をコードにする
  • テストを作る
  • エラーの原因を調べる
  • 結果を整理する
  • コードや設計の矛盾を探す
  • 監査記録を残す

つまり、

「AIに勝てる株を選ばせている」

というより、

「固定した売買ルールを同じ条件で検証する仕組みを、AIと一緒に作っている」

という方が実態に近いです。

実際に作ると、「決めていなかったこと」が次々に見つかった

作り始める前は、売買条件をAIへ伝えれば、そのまま仕組みができるように思っていました。

実際には、細かい決め事が大量に必要でした。

たとえば、

「高値を超えた」とは、どの高値なのか。

「出来高が増えた」とは、何と比べるのか。

買い候補の合図が出た同じ5分間が終わった瞬間の株価(終値)で買ったことにしてよいのか。

同じ5分足で利確と損切りの両方に触れたら、どちらが先だったと扱うのか。

人間なら曖昧なまま流せる部分でも、プログラムでは決めなければなりません。

分からないことをAIに勝手に補わせると、検証結果そのものが変わる可能性があります。

そのため、この実験では「分からない時は都合よく埋めない」を基本にしています。

データが1本足りないだけでも、止めることがあります

5分足データを使い始めたとき、想定していた09:00の足がなく、09:05から始まっている問題がありました。

「09:05を09:00として扱えばいい」と決めれば、処理を続けることはできます。

でも、その読み替えが正しい証拠はありませんでした。

そこで時刻を勝手に補わず、現在は09:05開始の1日64本という別の検証条件を固定しています。3銘柄なので、1日合計192本です。

この経験から、AI株システムで大事なのは「たくさん結果を出すこと」より、「どのデータで出した結果なのか説明できること」だと分かりました。

「コードが動く」と「株で勝てる」は別です

プログラムがエラーなく動いても、その売買ルールが将来利益を出せるとは限りません。

実際、15日目は0勝1敗でした。

初日も1勝2敗でした。

逆に、条件に合う場面が0件の日もあります。

だから、1日だけ勝った、1日だけ負けた、という結果で条件を変えません。

現在の20日検証では、データやシステムに異常がない限り、途中の勝ち負けを理由に売買条件を変更しない方針です。

20日が終わっても、それだけで「将来勝てる」と証明できるわけではありません。その後も別期間や別方法で確認する必要があります。

なぜ、いきなり本物のお金を使わないの?

理由は、検証の段階ごとに確認できることが違うからです。

過去データで動いた。

市場終了後のDaily Replayで動いた。

リアルタイムでも、その時点で本当に取得できた情報だけで動いた。

実際の注文でも成立した。

これは全部、別の確認です。

この実験室では以前、Realtime Paper Tradeまで進めようとして、「その時刻に本当に取得できたデータだったか」を証明できず停止しました。

そのため現在はDaily Replayへ戻り、まず同じ条件を20営業日記録しています。

早く実売買へ進むことより、今どの段階を検証しているのかを混同しないことを優先しています。

このブログで公開しているもの

このブログでは、成功例だけを並べるつもりはありません。

  • 実際の検証結果
  • 0シグナルの日
  • データ不足で止めた理由
  • コードを直して分かったこと
  • 未来の情報を混ぜないためのルール
  • AIが間違えた時の確認方法

こうした記録を残します。

AIを使えば簡単に株で稼げる、という話ではなく、

「AIと自動化を使って、どこまで再現できる検証環境を作れるのか」

を公開する実験です。

次に見るなら、20日公開実験

今の進捗を一番早く確認するなら、20日公開実験ページを見てください。

勝った日だけではなく、負けた日、0件の日、データが192本そろったかも同じ場所で確認できます。

https://innetlife.net/ai-stock-20day-experiment/

5分足やVWAPなどの言葉が分からない場合は、初心者用語集があります。

https://innetlife.net/glossary/

※当ブログはAIを使ったシステム開発・検証の個人的な実験記録です。特定銘柄の推奨、投資助言、利益の保証を目的としたものではありません。掲載しているDaily Replayは実売買の成績ではなく、過去・当日の確定データを使った振り返り検証です。過去の検証結果は将来の投資成果を保証しません。

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