AIに副業を任せた2か月。私の仕事が増えて、気づいたこと

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今日、自分のブログを読み返して、少し引っかかるものがありました。

やったことは書いてある。エラーをどう直したかも書いてある。テストで何件合格したかも書いてある。

でも、なんだか機械的なんです。

考えてみると、この実験を始めた私自身が、何を期待して、どこで困って、何を変えたのかがあまり見えていませんでした。だから今回は、作業報告ではなく、ここまでの2か月を私の言葉で振り返ってみます。

一度やめたブログを、もう一度始めた

私は会社員です。昔から文章を書くのが得意だったわけでも、プログラマーだったわけでもありません。

2017年には、ブログの記事作成を楽にしようと、29,800円のリライトツールを買ったこともあります。2019年にはAdSenseにも申し込みました。でも、ブログの更新は続きませんでした。

それでもドメインは残していました。「いつかまた使うかもしれない」という思いがあったからです。

2026年、ChatGPTやGeminiを日常的に使うようになって、もう一度挑戦してみようと思いました。今度は自分が全部書くのではなく、AIに作業を任せる。会社員を続けながら、副業の仕組みを少しずつ育てられないか。そんな実験を8月から始めました。

AIに任せたはずが、私の仕事が増えた

ところが、最初に増えたのは収益ではなく、私の作業でした。

AIがコードを書いても、画面でエラーが出たら私が確認する。GitHubで何か止まれば、私がスクリーンショットを撮る。別のAIに見せるために、状況を私がコピペする。

自動化をしたくて始めたのに、気づけば私は「スクショ係」になっていました。

2026年8月、AIへの報告のためにスマホで撮影していたPC画面
当時の実際の画面。AIに仕事を任せようとして、私自身が確認とスクリーンショットを繰り返していました。当時の実験日誌から再利用。

もちろん、人間の承認が必要な場面はあります。お金が動く操作や、大事なデータに関わる操作は、AIに勝手に決めさせるべきではありません。

でも、同じ画面の確認や、同じ説明の引き継ぎまで毎回私がやるのは違う。AIが賢くなっても、私が作業の中継地点になっていたら、使える時間は増えない。そのことを身をもって知りました。

当時の画面写真と経緯は、「AIに開発を任せたはずが、私はずっとスクショ係だった」という実験日誌にも残しています。

「2か月経っても、まだ1円も生んでいない」

実験を始めて約2か月。AIを使った開発は、確かに前へ進んでいました。仕組みが増え、テストが通り、AIが「完了」と報告する仕事も増えました。

でも私は、10月12日にこんなことを言いました。

「まだ1円も生んでないね、2ヶ月たつけど」

あの時、見直すべきなのはプログラムの本数ではなく、何を成功と呼んでいるかだと思いました。

自動化の仕組みを10個作っても、見知らぬ誰かが記事を読み、役に立ったと感じ、必要なものにお金を払ってくれることとは別です。

AIの作業件数だけが増えても、私の確認時間が減っていなければ、目指していた副業から遠ざかってしまうかもしれません。

そこで、目標をはっきり変えました。まずは知らない誰かからの初めての購入。ブログでは、AdSenseの審査に通ることだけでなく、実際に困っている人が読み終えたときに少し楽になる内容を残すこと。記事数やテスト件数は、そのための手段に戻しました。

今日は、保存したファイルまで確かめた

2026年10月15日。株価データを集める仕組みで、ひとつの節目がありました。

これまでにも、225銘柄分の株価データを保存した実績はあります。今日はその蓄積とは別に、新しい取得手順を試すため、楽天証券のMarketSpeed II RSSから1301.Tの日足データを取り出し、自宅PCへ保存しました。

保存したのは2,432行です。「保存できた」という報告だけで終わらず、ファイルと作業の記録を読み直し、内容が一致したことまで確かめました。元のExcelブックも変えていません。

もちろん、これですべての問題が解決したわけではありません。1301.Tの取得後、同じ10月15日に1332.Tと1333.Tも、それぞれ別の単回試験で保存と検証に成功しました。ただし、全3,796銘柄の取得が終わったわけではなく、連続取得の仕組みも実運用の検証途中です。指定した期間の先頭には、取得できなかった日も残っています。

そして何より、株価データが保存できたことと、副業で売上が出たことはまったく違います。

それでも今日は、「AIができたと言った」から一歩進んで、「実際に保存されたものを確認した」と言える日になりました。私はこの違いを、これからも大事にしたいです。

結局、AIに何を任せたかったのか

振り返ると、私が欲しかったのは、AIが24時間動いている画面ではありませんでした。

仕事をしている間に、繰り返し作業が安全に進んでいること。自分が見なくてもいい画面は見なくて済むこと。そして、残った時間で次に何を試すか考えられることです。

もちろん、そこにはまだ届いていません。PCの接続、権限、作業の受け渡し、承認。毎回どこかで止まります。できていない部分まで「完全自動化」と書くつもりはありません。

でも、止まった理由と、何を変えたかは残せます。それなら同じようにAIに仕事を任せたい会社員の方に、少しは役立つかもしれません。

きれいな成功談より、途中の話を残したい

このブログは、AIの機能を紹介する説明書だけにはしたくありません。

なぜその道具を使おうと思ったのか。なぜ途中でやめたのか。何に時間を使いすぎたのか。やっと動いた日に、何が確認できて、何はまだできていないのか。

そういう、会社員の私が実際に試してきた話を残していきます。

もし今、「AIに任せれば楽になると思ったのに、むしろ忙しくなっている」と感じているなら、一度だけ確かめてみてください。今週、AIのおかげで自分がやらなくてよくなった作業は何か。

私はしばらく、その問いを見失っていました。これからは、作った仕組みの数よりも、その答えを増やしていきたいです。

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記録日:2026年10月15日。この記事は個人のAI副業・システム開発の実験記録であり、収益や投資成果を保証するものではありません。株価の生データや非公開のPC情報は掲載していません。

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