AdSense「有用性の低いコンテンツ」で落ちたので、AI量産ブログをやめてサイトを作り直す
結論から言うと、AdSenseで「有用性の低いコンテンツ」と判定されたのを機に、このサイトの作り方そのものを変えることにしました。
記事数を増やすのではなく、「実際に試したこと」「自分の環境で確認できた数字」「失敗して止まった理由」を中心にします。
この記事は合格方法を教える完成済みノウハウではありません。不合格 → サイト監査 → 改修 → 再審査を、その途中から公開する実験記録です。合格でも不合格でも結果を追記します。
何が起きた?
2026年9月、innetlife.netはAdSense審査で複数回不承認になりました。管理画面で示された理由は「有用性の低いコンテンツ」です。
Googleのパブリッシャー向けポリシーでは、パブリッシャーのコンテンツがない、または有用性の低いコンテンツを含む画面での広告配信を認めていません。
まず、自分のサイトを疑った
審査に落ちた直後は、「記事数が足りないのか」「SEO設定の問題か」と考えました。
でも実際のサイトを読み直すと、もっと根本的な問題がありました。
- トップページが最新記事の一覧で、何のサイトか一瞬で分かりにくい。
- AI株、FX、仮想通貨、AIツール、PC、WordPress、用語集が同じ強さで並んでいた。
- 実測データがある記事と、一般論だけの記事が同じ扱いだった。
- 「将来アフィリエイトを入れる」前提の一般記事があり、自分で試した経験が薄い記事も公開していた。
- 似た役割のカテゴリが複数あり、読者がどこから読めばよいか分かりにくかった。
記事単体では間違ったことを書いていなくても、サイト全体で見ると「この人にしか出せない情報」が埋もれていました。
逆に、残す価値がある一次情報はすでにあった
監査してみると、実験室には一般的なAI解説より強い材料がありました。
- 日経225構成銘柄225社・581,725本の5分足・763,181回の売買で50戦略を検証し、今回の基準では50戦略すべて不合格。
- 50ルール・135設定を監査し、4ルールで説明と実装のズレを確認。
- AIを24時間自走させるため、Central Job Queue、checkpoint、独立監査、Owner Gateを実装。
- 限定テストではOwner-PC直行とCodex→Owner-PCフォールバックを3回ずつ比較。どちらも3回完遂、重複実行0、オーナー介入0。一方Codexは3回ともtimeoutし、中央値は72.612ms対10,113.991ms。
- BTC/USDを20平日・5分足で比較し、安値切り上げ条件を加えても平均・中央値が改善しなかった。
こうした結果は、他サイトの記事をまとめ直しただけでは作れません。
2026年10月1日に変えたこと
まずトップページを「最新記事一覧」から静的な実測ポータルへ変更しました。
新しいトップでは、最初に実験結果を見せ、その後にAI自動化・データ検証・AI副業という3テーマへ分岐します。
サイト説明も「株初心者がAI株システムを作るブログ」から、「AIを実機で動かし、自動化・投資検証・副業を一次情報で公開する個人実験ラボ」へ変更しました。
これから減らす記事
削除対象を「検索流入がないから」だけで決めるつもりはありません。Search Consoleの自前取得基盤「GSC Lite」を作っているため、実データが取れたら、表示・クリック・検索語を確認して判断します。
ただし、次のタイプは優先的に見直します。
- 自分で試していないサービス比較。
- 一般的な説明だけで終わる短い記事。
- 別記事と内容がほぼ重なる用語解説。
- 「将来アフィリエイトを置くため」の記事。
- まだ実測がないのに独立したハブとして公開しているページ。
一般論の記事は「実測記事の補助」に格下げする
たとえば「Profit Factorとは」「Walk-forwardとは」という説明だけなら、他の優れたサイトや公式資料でも読めます。
このサイトで出す意味があるのは、「実際の50戦略検証でPFをどう使ったか」「どの段階でWalk-forwardへ進めなかったか」といった自分の実験との接続です。
今後、一般論だけの記事は、実測例を追加するか、計算ツール・実験記事へ統合します。
SNSの役割も変える
ブログ、note、Xへ同じ文章を量産するのをやめます。
- ブログ:一次証拠と検証条件を残す正本。検索から長く読まれる記事。
- note:実験の物語、失敗から学んだこと、テンプレートなど「読み物・商品」に向く形。
- X:1つの数字・1つの失敗・1つの発見を短く出し、詳しい検証へ1本だけリンクする。
同じ原稿を3媒体へ貼るのではなく、1つの実験から役割の違う3つのコンテンツを作ります。
次はGSC Liteで「読者が実際に探している言葉」を確認する
有料SEOツールへ追加課金せず、Google Search Console公式APIをread-onlyで読むGSC Liteを自作しました。
クリック、表示回数、CTR、平均順位を日別・記事別・検索語別・記事×検索語別に保存できる設計です。
現在はコードとテストまで完成しており、Owner-PCでGoogleの初回OAuthを通して実データを取得する工程が残っています。
ここが通ったら、「表示されているのにクリックされない記事」「検索需要と記事内容がズレているページ」を感覚ではなく数字で直します。
この改修で目指すサイト
目指すのは「AIについて広く説明するサイト」ではありません。
普通の会社員がAIを本当に動かし、どこまで任せられたか。何が失敗したか。数字で何が分かったか。
そこだけは、他のサイトを要約しても作れない情報です。
AdSenseに合格するためだけではなく、検索者が「この実験結果は読んでよかった」と思える状態を先に作ります。
更新履歴:2026年10月1日 初版。再審査結果、GSC Liteの実測、公開記事の整理結果は順次追記します。