AIに月5,900円払ってみた。結局3,725円に減らした理由
AIを使って副業や個人開発を始めると、いつの間にかサブスクが増えていきます。
ChatGPTを契約する。GoogleのAIも試す。便利そうな開発AIが出たら使ってみる。私も実際にそうなりました。
現在、「AI自動化・資産型副業実験室」という個人プロジェクトで、AIに調査、開発、監査、記事作成などを任せる実験をしています。
2026年9月には、ChatGPT PlusとGoogle AI Proを合わせて、月5,900円相当のAI環境を使っていました。ただし、ずっとそのままにはしませんでした。
2026年10月6日以降は、Google AI ProからGoogle AI Plusへ戻し、月3,725円の構成にする予定です。
なぜ一度高いAI環境を作り、そこから固定費を落とすことにしたのか。今回は、実際に使ってみた契約と、その使い分けを書きます。
まず、いくら払っているのか
私が契約内容として把握している月額で整理すると、ChatGPT Plusは3,000円、Google AI Proは2,900円です。
Google AI Pro終了後に使うGoogle AI Plusは725円で、400GBのストレージが付きます。
Google AI Proを使っていた期間は、ChatGPT Plusと合わせて月5,900円。10月6日以降にGoogle AI Plusへ戻すと、月3,725円です。
月2,175円の差なので、1年間続けば約2万6,000円変わります。
なお、ChatGPT Plusは私の契約では月3,000円です。OpenAIのWeb版ではPlusは月20ドルと案内されており、契約経路によって表示通貨や請求方法が異なる場合があります。
Google AI Proは「短期間で使い倒す」ために契約した
2026年9月、Google AI Proへアップグレードしました。5TBのストレージが付いたプランです。
私がProへ上げた理由は、普段の質問回答よりも、AIによる開発実験でした。
特に試したかったのが、PC上で動くAIへ外から仕事を渡し、できるだけ人間がPCの前に張り付かずに開発を進める仕組みです。
Pro期間中はAntigravityなどを使い、スマホからPC上のAIへ仕事を渡し、コード変更、テスト、GitHubへの反映、CI、レビューまでつなぐ実験をしました。
単にGeminiへ質問するだけなら、ここまで上位のプランは必要なかったと思います。
でも、「AIに長時間仕事を任せたらどこまでできるか」「ChatGPT以外のAIを実行担当として使えるか」を短期間で確かめるには意味がありました。
私の場合は、安いプランをずっと使うより、必要な時期だけ上位プランを使って検証する方が合っていました。
それでもProを残さない理由
使えることと、毎月払い続ける価値があることは別だからです。
AIサービスは、新機能を触るだけでも面白いです。でも副業として考えるなら、「便利だった」だけでは固定費を正当化できません。
その契約によって、人間の作業時間が減ったのか。開発速度が上がったのか。記事やプログラムなど、あとに残る資産が増えたのか。
そこまで見て、継続するかを決めたいと思っています。
だからGoogle AI Proは実験期間として使い、10月6日からはGoogle AI Plusへ戻す予定にしました。
ChatGPT Plusは今のところ残す
現在、一番利用時間が長いのはChatGPTです。
ただ質問するだけではありません。今日は何を優先するのか。どの実験を進めるのか。GitHubで何が終わっているのか。どのAIへ仕事を渡すのか。どの失敗を記事にできるのか。
実験室全体の仕事を整理する役割として使っています。
さらに、コードを書く工程ではCodexも使っています。私の使い方では、ChatGPTは単なるチャットサービスというより、AI実験室の司令塔に近くなっています。
そのため、現時点では月3,000円を残す判断です。
ただしCodexにも利用上限があった
ChatGPT Plusを残すとはいっても、万能ではありません。
実際、開発を続けているとCodexの利用上限に当たり、「You’ve hit your usage limit.」と表示され、その経路では作業を続けられなくなりました。
AIへ仕事を任せる量が増えるほど、モデルの性能だけでなく、利用枠そのものが開発能力になることが分かってきました。
このときの対策は、前の記事「Codexの使用量が切れた。そこでChatGPTから自宅PCにつなぐ『リモート開発』を試した」にまとめています。
「別のAIを契約すれば解決」ではなかった
最初は、Codexが止まったらGemini、Geminiで難しければ別のAI、と切り替えればいいと思っていました。
でも、AIを替えるたびに、どこまで終わったか、どのファイルを触っているか、何をテストしたのか、前のAIが何を変更したのかを説明し直す必要があります。
これでは、AIを増やした代わりに、人間がAI同士をつなぐ係になります。
そこで今は、自宅PCとGitHubをAI共通の作業場所にする方向へ変えています。使うAIが替わっても、同じ場所に成果を残すためです。
さらに、「AIが終わったと言ったから終わり」にはしません。GitHubに変更があるか、CIが通ったか、成果物が残っているかを実際に読み直します。実験室ではこの確認をREAD-BACKと呼んでいます。
AIの契約数を増やすより、どのAIを使っても同じ場所に仕事が残る仕組みの方が重要でした。
GitHub Copilot Proも1か月だけ試した
ほかにも、GitHub Copilot Proを短期間だけ利用しました。確認できている支払いは1,808円で、単月利用です。現在の固定費には含めていません。
新しいAIを試すことと、毎月契約し続けることは別です。
自分の仕事が本当に減ったか。ほかのAIと役割が重複していないか。継続して払う意味があるか。
試したあとに残すかどうかを決めるようにしています。
AIの月額料金より「何時間の仕事が消えたか」を知りたい
個人で副業をしている私にとって、一番知りたいのは「AIへ払ったお金で、自分の作業時間が何時間減ったか」です。
月3,000円のAIでも、毎日の調査、コード確認、記事作成、進捗整理などを大きく減らせるなら価値があります。
逆に月725円でも、ほとんど使っていない、別のAIと役割が同じ、契約しているだけなら、安くても見直し候補です。
料金ではなく、消えた人間の作業量でAIサブスクを評価したいと思っています。
月5,900円から3,725円へ。今のところこれが答え
今回、AI環境を一度月5,900円まで広げました。
その結果、通常運用として残す予定なのは、ChatGPT Plus 月3,000円とGoogle AI Plus 月725円。合計で月3,725円です。
年間では4万4,700円になります。
Google AI Proが不要だった、という話ではありません。高いプランを一度使ったからこそ、何ができるのか、自分には何が必要なのか、どこまで安いプランへ戻しても困らないのかを試せました。
常に一番高いAIへ課金するより、必要な期間だけ上位プランを使って検証し、その後固定費を落とす。今のところ、この運用が自分には合っています。
私が使っているChatGPT
現在使っているのはChatGPT Plusです。
今は通常の公式リンクを載せています。今後、紹介リンクを利用できるようになった場合は、紹介リンクであることが分かる形で明記したうえで差し替えます。
次は「月3,725円で何時間減ったか」を測る
ここまでは契約料金の話です。でも、本当に知りたいのはここからです。
月3,725円払うことで、私がPCの前にいる時間は何時間減ったのか。AIだけで完了した仕事はいくつあるのか。途中で人間の操作が必要になった仕事はいくつあるのか。ブログ記事やプログラムなど、あとに残る資産はいくつ増えたのか。
そこまで測れば、「ChatGPT Plusは元が取れる?」「Google AIも契約する意味はある?」という質問にも、広告や感想ではなく実測値で答えられます。
AIをたくさん契約することが目的ではありません。
できるだけ少ない固定費で、人間がやる仕事をどこまで減らせるか。
次は、この3,725円が本当に価値を生んでいるのかを測ってみます。