前場・後場・寄り付き・大引けとは?日本株の取引時間を初心者向けに整理
「9時の足がないだけで、なぜ検証を止めるの?」
日本株の取引時間は、チャートの時刻を読むための土台です。AI株システムでは、この土台が曖昧なままなら、価格が取れていても検証を続けないようにしています。
30秒で結論
東証の現物株では、通常、
- 前場:9:00〜11:30
- 後場:12:30〜15:30
です。15:25〜15:30にはクロージング・オークションがあります。
寄り付きは、その銘柄でその日の最初の売買が成立する場面。大引けは、その日の最後の売買が成立する場面です。
市場が9:00に始まっても、注文状況によって個別銘柄の最初の売買成立が9:00ちょうどになるとは限りません。
前場と後場って何?
日本株の取引時間は、昼休みをはさんで午前と午後に分かれています。
午前が前場、午後が後場です。
この区切りを知らずに5分足の本数だけを見ると、「なぜ11:30の次が12:30なのか」「昼の間の足がないのは欠損なのか」と混乱しやすくなります。
寄り付きは「9:00」という時刻そのものではない
市場は9:00に始まりますが、寄り付きはその銘柄でその日の最初の取引が成立することです。
注文のバランスによって、9:00時点ですぐ価格が決まらない銘柄もあります。
そのため、「市場開始時刻」と「個別銘柄の寄り付き」は分けて考えます。
大引けはその日の最後の価格が決まる場面
東証では後場が15:30まで続き、15:25〜15:30はクロージング・オークションです。
この最後の価格形成を含めて、その日の取引を締める場面が大引けです。
AI株システムの64本は、市場の全時間をそのまま表していない
ここが実験上の重要点です。
現在のDaily Replayでは、1銘柄あたり、
- 前場:09:05〜11:25の29本
- 後場:12:30〜15:20の35本
合計64本を固定条件として使っています。
3銘柄なら合計192本です。
東証が15:30まで開いていることと、この検証フレームが15:20で終わることは同じ意味ではありません。市場の公式取引時間と、現在の実験データ契約は分けて管理しています。
なぜ09:05を09:00へ読み替えないのか
取得データに想定した09:00の行がなく、09:05から始まっていたとき、システムは09:05を09:00へ読み替えませんでした。
5分足のラベルが区間の開始を表すのか終了を表すのか、提供元の意味を証明できないまま書き換えると、別の時間帯の価格を使う危険があるためです。
「たぶんこうだろう」でデータの意味を補わないのが、この実験の基本ルールです。
初心者がまず確認する4点
- 市場の取引時間は何時から何時までか
- 昼休みがあるか
- 5分足の表示時刻が何を意味するか
- 欠損を別の時刻へ勝手に読み替えていないか
まとめ
前場・後場・寄り付き・大引けは、単なる暗記用語ではありません。
株価データの時刻や本数が正しいかを確認するときの基準になります。
次に読む記事
次は、価格と一緒に見る出来高とは?なぜAI株システムで「増えているか」を条件に入れたのかへ進むと、シグナル条件の理解につながります。
出来高を重みとして使うVWAPの解説もあわせて読むと分かりやすいです。
分からない言葉は初心者用語集で確認できます。
参考:日本取引所グループの取引時間情報。この記事はAI株システムの開発・検証記録であり、投資助言や利益保証を目的としたものではありません。