最大ドローダウンとは?『一番つらい下落』を初心者向けに解説
最大ドローダウンは、資産や累積損益が一番高かったところから、その後どこまで大きく下がったかを見る指標です。利益だけでは見えない「途中の苦しさ」を確認できます。
数字をすぐ確認したい方:最大ドローダウン回復率計算機では、下落率から元の水準へ戻るために必要な上昇率を計算できます。
まず押さえたいポイント
- 最終的に利益でも、途中で大きく減る戦略があります。
- ドローダウンが大きいほど、資金や心理的負担が重くなります。
- 期間や取引回数が短いと、将来の最大下落を十分に表せないことがあります。
初心者はこの順番で確認する
- 累積損益を時系列で並べます。
- それまでの最高値を更新しながら記録します。
- 最高値からの下落率が最大になった箇所を確認します。
- その下落から元へ戻るために必要な回復率も確認します。
20%下がったら20%上がれば戻る?
戻りません。100が20%下がると80です。80から100へ戻るには20増える必要があり、20÷80=25%なので25%の上昇が必要です。
よくある勘違い
最大ドローダウンが小さいから安全、と断定はできません。まだ経験していない相場では、より大きくなる可能性があります。期間、銘柄数、取引回数、売買コストも一緒に確認します。
この実験室ではどうしている?
実験室では、利益の大きさだけでなく、最大ドローダウンも残して「耐えられる戦略か」を確認します。225銘柄×約2年の検証でも、Profit Factorや平均ネットリターンと並べて確認する予定です。
この実験室では、まだ「最大ドローダウン」を確定値として出していない理由
3銘柄の20営業日検証は、2026年9月18日時点で有効15日分・22シグナル・9勝13敗まで記録しています。ただし、この途中経過をそのまま資産曲線の最大ドローダウンとして確定値にはしていません。まだ20営業日が完了しておらず、資金配分を含むポートフォリオ損益でもないためです。
一方、225銘柄×約2年の検証では、平均ネット損益やProfit Factorと並べて最大ドローダウンを確認する設計にしています。期間や資金配分が違えば同じ戦略でもドローダウンの意味が変わるため、数字だけを切り出さないようにしています。
関連記事
※投資関連の記事は検証方法の解説であり、特定銘柄の売買推奨や利益保証ではありません。