ローソク足の始値・高値・安値・終値とは?5分足で見るとこうなる
「1本のローソク足に、なぜ4つも価格があるの?」
私も最初は終値だけ見れば十分だと思っていました。ところがAI株システムを作ると、始値・高値・安値・終値はそれぞれ違う役割を持ち、勝手に置き換えると検証そのものが崩れると分かりました。
30秒で結論
ローソク足は、一定時間の値動きを4つの価格でまとめたものです。
- 始値:その時間帯で最初についた価格
- 高値:その時間帯で最も高かった価格
- 安値:その時間帯で最も安かった価格
- 終値:その時間帯で最後についた価格
5分足なら、5分間の値動きを1本にまとめます。
現在のAI株システムでは、高値と安値で値動きの条件を確認し、終値で当システムのVWAP相当値の条件を確認し、シグナル確定後の次の5分足の始値を仮想エントリーに使います。
4つの価格を身近なたとえで理解する
5分間の小さな散歩記録だと考えると分かりやすいです。
- 出発地点=始値
- 一番高い地点=高値
- 一番低い地点=安値
- 到着地点=終値
出発と到着だけでは、途中にどこまで上がり下がりしたか分かりません。高値と安値があることで、1本の中でどれくらい価格が振れたかも見えます。
陽線と陰線
終値が始値より高ければ一般に陽線、低ければ陰線です。
ただし、陽線だから次も上がる、陰線だから次も下がる、という意味ではありません。1本のローソク足は、その時間帯に起きた値動きの記録です。
このAI株システムではどう使い分ける?
現行条件では、現在足を含めない直前3本の安値が順に切り上がっているか、現在足の高値が直前3本の高値を上抜いたか、現在足の終値が当システムで5分足から算出した当日累積VWAP相当値より上かを確認します。
条件が成立しても、同じ足の終値で買えたことにはしません。終値はその足が確定して初めて分かるため、検証では次の5分足の始値を使います。
「条件がそろった」と「実際に入ったことにする価格」は分けて扱います。
実際に起きた「09:05」の時刻問題
Daily Replayでは当初09:00の足を想定していましたが、取得データは09:05から始まっていました。
ここで09:05の行を「きっと09:00〜09:05の足だろう」と勝手に読み替えると、その時刻の意味を証明できません。
そのため、読み替えずに09:05開始の64本という別の固定実験として扱いました。3銘柄なら合計192本です。
なお、東証の現物株の取引時間そのものは前場9:00〜11:30、後場12:30〜15:30です。本実験の64本データ契約とは別の話です。
初心者がまず見るポイント
- 始値と終値で、その時間帯の最初と最後を見る
- 高値と安値で、途中の値幅を見る
- 1本だけで未来を決めつけない
- システム検証では「いつ確定した情報か」も確認する
まとめ
始値・高値・安値・終値は、同じ5分間を別の角度から表す4つの価格です。
AI株システムでは、この4価格を同じ用途に使いません。条件判定、シグナル確定、エントリーのそれぞれで役割を分けています。
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次は、ローソク足が並ぶ「時間の枠組み」を理解するために、前場・後場・寄り付き・大引けとは?日本株の取引時間を初心者向けに整理へ進むと分かりやすいです。
ローソク足と一緒に見る出来高の意味も解説しています。
分からない言葉は初心者用語集で確認できます。
※この記事はAI株システムの開発・検証記録です。特定銘柄の売買推奨、投資助言、将来の利益保証を目的としたものではありません。Daily Replayは実売買ではありません。