AI自動化が「成功」でも安心できない?最後の確認作業を減らす仕組みを考えた

「自動化が成功しました」と表示されたのに、念のため最後は自分で確認している。

AIや自動化を使っていると、そんな場面があります。

私も、株価データの取得やWordPressの記事公開を自動化する中で、「処理が動いたこと」と「欲しかった結果ができたこと」は別だと感じました。

30秒で結論

自動化ツールの「成功」は、処理が動いたことを示していても、欲しかった結果まで正しく完成したことを必ずしも意味しません。

自動化ツールの表示 実際に確認したいこと
記事の公開処理:成功 公開ページが本当に開けるか
データ取得処理:成功 必要なデータが入っているか
更新処理:成功 今日の内容へ更新されているか
ファイル作成:成功 必要な項目が欠けていないか

この「最後の確認」を人が毎回やるのではなく、読み取り専用の仕組みで確認できれば、自動化後に残る手作業を減らせます。

なぜ「成功」だけでは足りないのか

自動化には、2つの確認があります。

  1. 処理が動いたか
  2. 欲しかった結果ができたか

たとえばWordPressへ記事を公開する場合、「公開処理を送れた」だけでは、私が本当に確認したいことは終わっていません。

実際の公開ページについて、

  • ページが存在する
  • 正しいタイトルになっている
  • 本文が入っている
  • 公開状態になっている

ところまで確認できて、ようやく「今回の仕事は終わった」と判断できます。

このブログでも同じ問題がありました

このサイトでは、AI株システムのデータ取得やWordPressの記事公開などを自動化しながら運用しています。

WordPressでは、公開処理をしただけで終わりにせず、公開後にもう一度WordPressから読み直して、記事ID・公開状態・URL・本文などを確認しています。

株価データでも、「データ取得処理が終わった」だけではなく、必要な銘柄について必要な本数のデータがそろっているかまで確認します。

つまり、私自身がすでにやっているのは、

「自動化が動いたか」を見ることではなく、「期待した結果ができたか」を最後に確かめること

でした。

そこで、この最後の確認をもっと簡単にできないかと考えています。

たとえばWebページなら何を確認する?

最初に考えているのは、複雑なAI判断ではありません。

Webページなら、

  • ページが正常に開けるか
  • タイトルが想定どおりか
  • 必要な文字が入っているか
  • 入ってはいけない文字が残っていないか
  • 更新内容が古いままではないか

といった、あらかじめ決めた条件を確認します。

データなら、

  • ファイルが存在するか
  • 今日更新されているか
  • データが空ではないか
  • 必要な項目が入っているか

といった確認です。

結果は難しい診断ではなく、正常 / 要確認 / 異常のように、まず人が見て判断できる形が分かりやすいと考えています。

勝手に修正する仕組みにはしない

ここは重要です。

最初からAIにすべてを直させるのではなく、まずは「確認して、異常候補があれば知らせる」ところまでに限定します。

たとえば異常を見つけても、

  • 記事を勝手に削除する
  • ファイルを書き換える
  • 自動で再投稿する
  • 処理を勝手にやり直す
  • 購入や送信など別の操作を行う

といったことはさせません。

データを書き換える権限を持たせず、外側から結果を確認する「READ-ONLY(読み取り専用・確認のみ)」の見張り役から始めます。

確認する仕組み自体が新しい事故を起こしては意味がないからです。

どんな人に関係する話?

たとえば、MakeやZapier、n8n、GitHub Actionsなどの自動化サービスや、WordPressなどを使って日々の作業を自動化している人です。

※これらのサービスと公式連携しているという意味ではありません。自動化によって作られた公開ページやデータなどの「最終結果」を、別の場所から確認する考え方です。

毎回、

  • 「ちゃんと公開されたかな」
  • 「今日のファイルはできているかな」
  • 「データは空じゃないかな」

と人が見に行っているなら、その部分はまだ自動化できる余地があります。

一番減らしたいのは「確認のための確認」

AIや自動化を使う目的の一つは、人間の作業を減らすことです。

自動化する → 本当に動いたか人が確認する → 結果が正しいか別の画面でもう一度確認する

となると、最後の確認作業だけが人間に残ります。

私が減らしたいのは、この「確認のための確認」です。

自動化する仕組み → 結果だけを読み取り専用で確認する仕組み → 問題がある時だけ人が見る

という形にできれば、普段の確認回数をかなり減らせます。

現在は小さな試作から進めています

Automation Checkは、まだ完成したサービスではありません。

まずは私自身がブログ運用やデータ収集で行っている「最後の確認」を、小さな仕組みに切り出して試しています。

最初から多くのサービスへ接続するのではなく、公開ページやデータのように、外側から安全に確認しやすいものから進めます。

無料の「公開URLかんたんチェック」も準備予定

このページには今後、公開したWebページを1件だけ確認できる「公開URLかんたんチェック」を追加する予定です。

想定しているのは、

  • 公開ページのURL
  • 確認したい文字(任意)

を入力すると、

  • ページが開けるか
  • 確認したい文字があるか

を簡単に返すものです。

ただし、安全に公開できる状態になるまでは実装しません。

対象はインターネット上に公開されているページだけとし、ログインが必要なページ、個人情報を含むURL、パスワードや秘密情報を含むURLなどは対象外にします。

まとめ

自動化では、「処理が成功した」ことと「仕事が完了した」ことは分けて考える必要があります。

私は今、その間に残っている「最後の確認」を、読み取り専用の仕組みで減らせないか試しています。

まずは、

  • 期待したページがあるか
  • 期待した文字があるか
  • 期待したデータがあるか
  • 今日きちんと更新されているか

といった単純な確認からです。

このブログでは、実際に自分の運用へ入れてみて、確認作業が本当に減るのかを記録していきます。

※現在は開発中の仕組みについて紹介しています。業務の成功、障害の防止、損失の回避を保証するものではありません。